檻の中の子猫。・:+°《更新中》
「で、話って?」
お父さんがめずらしく真剣な顔をしているから、私も真剣に聞いた
「あかり、父さんな外国に行かなきゃならないんだ。それに母さんもついてくるんだ。」
「え?ハルキも涼兄も寮だし・・・私ここに1人で住むの?」
もしそうだったら大変だ
私は料理……家事全般無理だ
「いや。あかりにはハルキ達と同じ『男子校』に行ってもらう」
「……は?何言ってんの?私れっきとした女子ですけど」
ついにお父さんも頭がいっちゃったかな?
「だから、あかりには男装をしてもらう!」
は?今なんて言った?
「男装!?バレるに決まってるじゃん!漫画みたいな事言わないでよ!」
「大丈夫!理事長には言ってあるから!バレたら女子で生活していいそうだ」
「なら……とか言うわけないでしょ!」
それでも無理があるから。
「で、いつから?」
「今日からだ☆」
「はぁ……断れないじゃん。」
いきなり今日から男子校とか。。
しかも、ハルキ達の学校名門だよね~
私もそれなりに頭はいい方だけど。
「……ウィッグと制服は?」
「あぁ、これだ」
白のブレザー 赤いシャツ 黒のネクタイ
白のズボン
まぁ、ふつーの制服よりかはオシャレ?かな?
ていうかホスト?
「じゃ、着替えてくるけど、早くお父さんも下おりなよ」
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