檻の中の子猫｡・:＋°《更新中》

❥私！『男子校』に転校します！

その男子校には家から電車に乗って行く
途中途中に
｢あの人たちカッコイイ！｣
｢あそこの男子校の人たちだ！｣
とか会話が聞こえた
涼兄とハルキは分かるけど……
私もカッコよく見えるらしい
まぁ、ブスではなくてよかった


そして、しばらく歩くと……
｢これが学校だぞ｣
｢うわ！でか！｣
そこにはお城のようなでっかい建物が建っていた
よく見るとちらほら男子生徒が登校してきている
｢まぁ、ます理事長室行こうよ！お姉ちゃん！｣
｢そうだね｣
私達は理事長室に行く事にした
ここ無駄に広い
玄関から理事長室まで10分ぐらいかかった
しかも、理事長室のドアとか……学校の中にあるようなドアじゃないよ(汗)
ﾄﾝﾄﾝ
｢転校生の楠 陽です｣
｢どうぞ｣
中から聞き覚えのある声が聞こえた
｢失礼しま･･･ってルイじゃん！｣
そこに居たのはお父さんの少し年の離れた弟ルイだった
｢あかり~♪会いたかったぞ♪｣
ルイは抱きついてきた
｢｢離れて！(ろ！)｣｣
涼兄とハルキがルイを引っ剥がした
｢む~、少しぐらいいいだろ！｣
｢私はいいけど……｣
ハルキと涼兄がルイを睨んでいる
｢てか、名前あかりじゃ女ってバレちゃうよね……｣
｢そうだな｣
何にしようかな~
あっ！
｢じゃあ、漢字はそのままで陽(ﾊﾙ)にする！｣