なんで、キミを。
第2章 そんなこと、ありえない!!
同級生と恋愛したことないって知ってる人は、いない。
みんな経験豊富な恋愛マスターって思ってる。
でも実際は…ね(笑)

春「妃葵!一緒に帰ろーぜ。」

妃「はぁ?!なんでうちがあんたと?」

春「最近ここら辺で変質者が現れてるらしいぜ。」

妃「そんなの怖くないし!ひとりで帰る!」

春「あっそ!じゃあ勝手にしろ!」

なんなの?!
あいつの名前は神野春季(かのしゅんき)。
なんかわかんないけどいっつもうちに絡んでくる!!
意味わかんない人!

-帰り道-

妃「冬になるにつれてだんだん暗くなってきたなー。」

そゆえば春季が変質者出るとか言ってたっけ…
やっぱ一緒に帰ればよかったかも。

「ねぇねぇきみきみ。」

なんか後ろから声が聞こえてきた。もしかして…

妃「はい?!」

「俺さー、この〇×公園に行きたいんだけど、道わかんないんだ。案内してくんない?」

妃「あー、〇×公園でしたらそこの角を曲がって…」

「口じゃわかんないからさ?連れてって?」

妃「えっ、でも…」

「いいから早く来いよ」グイッ

妃「やっやだ…っ」

「お前何してんだよ」

妃「えっ…しゅん…き…?」

「あ?なんだおまえ。」

春「…せ。」

「あ?」

春「俺の妃葵を離せ!!」
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