1日10分、俺とハグをしよう
「…ん……」
まだ眠そうに目をこすりながらゆっくりと起き上がる
…猫みたい。
「委員会、終わったから。
…企画書は始業式に提出だって」
まぁ、多分?
私がやることになると思うんだろうけど…
「じゃあ、また2学期にね」
そう言って、教室を出た
泉が待ってるし…早く行かなきゃ!
「…あ、千紗」
廊下を早歩きして、自分の教室に戻ると、
泉はスマホから目を離して私に向かって笑った
…ね、寝てるかと思ってたのに…
「…ねぇ、泉は文化祭なにやりたい?」
「えー?」
自分の席に座る
そしたら、奴は、私の机の上に浅く座った
…ちょっとビックリするわけで