1日10分、俺とハグをしよう
見た目は細いのに意外と筋肉ついてるんだな、とか
こんなこと考えてしまう私。
…邪念よどっかいけ!!
「わ、分かったからとりあえず離れて…」
「ふは、照れてる」
「うっさい!」
楽しそうにクスクス笑う奴。
くっ…私も意識しすぎだよ!
「…私も早く帰らなきゃ…」
スウェットを着た泉と一緒にリビングに戻る
はぁ…ここから家に帰るのは面倒だけど、しょうがない。
「…こんな時間まで寝ちゃってごめんなさい…」
今日はせっかくのクリスマスなのに。
…っあ、そうだ、泉にプレゼントを……
「……って、何でそんな得意げなの?」
「んー?」
ニコニコしちゃって…上機嫌。
「千紗、おいでよ」
ん、と泉はいきなり腕を広げた
それに首を傾けながらも泉に近づく