1日10分、俺とハグをしよう
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……泉の家に泊まることになったのはいいんだけれど…
「…プレゼント、どのタイミングで渡そう…」
私の家のよりも大きいお風呂でまったりした後、
泉のぶかぶかの服を借りて、ポンポンと髪の毛の水滴を拭きながらそう思った
…もうあとは寝るだけだもんなぁ…
早く渡さないとクリスマス終わっちゃうよ
「いずみー?お風呂ありがとう」
リビングに戻ってソファで寝転んでる泉にそう言う
「………はぁーーー…」
「え?」
……えっと、何その呆れたようなため息は?
「千紗、ここ座って」
座り直した泉が指差したのは、ソファの下
大人しくそこに座ると、使ってたタオルを取ってぐしゃぐしゃっと髪の毛を乱された
「ちょっと!何すんのっ」
「俺ドライヤー使っていいよって言ったよね?」