狂愛社長に溺愛されてます
「楓」
熱樹さんがいなくなって少し経った頃、部屋のドアが開いてそんな声がする。
「風詩!?」
突然の風詩の登場にびっくりして思わず声をあげてしまう。
「社長出かけるの見えたから、今ならと思ってさ」
あたしが座っているデスクまでコツコツと靴を鳴らして歩いてくる。
「どうしたの?突然」
「タイミング見ないも楓に会いに来れないからさ」
「まぁ、そうだね……」
熱樹さんがいる間、社長室には本当に用のある人しからいれないから。
「いつまでこんなふうに俺は楓に会えないの?」
「風詩?」
「俺、楓が好きだよ」
風詩の切なげな表情に胸がきゅうっとなる。
「……風詩」
「ほんとはちゃんと順序だてて言うつもりだったのに」
苦笑いをする。
「……ありがとう」
前なら、風詩の告白が凄く嬉しかったはずなのに。
風詩が大好きなはずだったのに。
なんでだろう。
今はそこまでの想いがない。
熱樹さんがいなくなって少し経った頃、部屋のドアが開いてそんな声がする。
「風詩!?」
突然の風詩の登場にびっくりして思わず声をあげてしまう。
「社長出かけるの見えたから、今ならと思ってさ」
あたしが座っているデスクまでコツコツと靴を鳴らして歩いてくる。
「どうしたの?突然」
「タイミング見ないも楓に会いに来れないからさ」
「まぁ、そうだね……」
熱樹さんがいる間、社長室には本当に用のある人しからいれないから。
「いつまでこんなふうに俺は楓に会えないの?」
「風詩?」
「俺、楓が好きだよ」
風詩の切なげな表情に胸がきゅうっとなる。
「……風詩」
「ほんとはちゃんと順序だてて言うつもりだったのに」
苦笑いをする。
「……ありがとう」
前なら、風詩の告白が凄く嬉しかったはずなのに。
風詩が大好きなはずだったのに。
なんでだろう。
今はそこまでの想いがない。