狂愛社長に溺愛されてます

✱明かされた闇

♢♢♢



「あ、熱樹さん……」



バラバラに会社を後にして熱樹さんの家にきた。
勝手に開けて入ってと言われたから、チャイムは鳴らさずに受け取った合鍵でオートロックを通過して家に入る。



「いらっしゃい」



リビングのソファーに座ってあたしを出迎えてる。



「お、お疲れ様です……」


「今日の朝の話の続きをしようか」


「朝の話……」



熱樹さんがあたしの前に立って、腕を掴む。



「こっちにおいでよ」



熱樹さんに腕を引かれて、廊下を歩かされる。



「どこに行くんですか?」



熱樹さんの家の地図をもらって、はじめてきたけれど。
さすがは社長、部屋が山ほどある。
そんなに部屋は使わないだろう。



「ここ」



熱樹さんが開けた部屋は殺風景な何も無い部屋。



「何部屋ですか?」


「監禁部屋?」



ニッコリ笑う熱樹さんにブルっと身震いがする。

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