好き、好き。あなたが好き
「瀬戸くん、今のどういう意味?私が傷つくって…」
「お前、この間の女子たちの出来事忘れたのかよ?女の嫉妬は怖いぞってこと。何されるかわからないぞ」
「あぁ…」
「あぁっ…お前なぁー」
「大丈夫!平気、平気」
「本当かよ?」
「うん!ありがとね、瀬戸くん。心配してくれて」
「いや…でもさ…」
「私、戌井くんの後追うから!じゃあね」
急いで教室から出ると、戌井の後を追った。
周りが何て言おうと、戌井くんに嫌われなければ私は平気。