だから、俺を見ろよ。
「おっはよ!千尋っ♪」


遠藤 穂菜美ちゃん。


ゆるふわの腰まであるウェーブしたキレイな明るめの茶髪に、大きな瞳、白く透き通るほどの肌。


学年1の美少女。


そんな穂菜美ちゃんを見て、千尋は優しく微笑む。


「はよ、穂菜美」


そう、この2人は付き合っている。


超絶美男美女カップルなんて、歯が立たない。


だからみんな、遠巻きに見てるだけ。


私もその1人。


私は、1年生の頃から千尋の事が好き。


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