シンシアリー
・・・なんと・・・!
この子は本当に14歳なのか!?
・・だが、レティシアは我が娘。そして国と民を想う気持ちを、その持って生まれた高い知能を活かして、国と民のために役立てようとしていることは、まず間違いない。
しかし、果たして「これ」が、国と民の発展に繋がると・・・?

不安な気持ちを隠しきれないまま、レティシア姫を見るゼノス大公に、姫は安心させるように微笑んだ。

「ですから、お父様はこう仰れば良いのでは・・・」

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