シンシアリー
飾りの王に添えられた王妃
山を超えてアンドゥーラ公国を出発したレティシア一行は、5つの外国を渡り、12日間の“旅”を終えて、無事エストゥーラ王国入りを果たした。
到着して間もなく、レティシアはコンスタンティンと教会で結婚式を挙げ、晴れてレティシアは、ミカエルズ王妃となった。
その後、すぐに二人の披露祝賀宴が王宮の大広間で開かれた。
「喪が明けた」とは言っても、コンスタンティンの両親だった前国王と前王妃が亡くなってから、半年経ったばかりであったこともあり、華美を抑え、盛大さがイマイチ無かった宴ではあったが、近隣諸国の国王、女王、陛下と呼ばれる統治者が、二人の結婚を祝うために来てくれた。
到着して間もなく、レティシアはコンスタンティンと教会で結婚式を挙げ、晴れてレティシアは、ミカエルズ王妃となった。
その後、すぐに二人の披露祝賀宴が王宮の大広間で開かれた。
「喪が明けた」とは言っても、コンスタンティンの両親だった前国王と前王妃が亡くなってから、半年経ったばかりであったこともあり、華美を抑え、盛大さがイマイチ無かった宴ではあったが、近隣諸国の国王、女王、陛下と呼ばれる統治者が、二人の結婚を祝うために来てくれた。