シンシアリー
このときコンスタンティンは、「王妃様の専属護衛としてついて来た」ユーグ・ベイルのことを、まだ信用しきれてはいなかった。
何せ顔を合わせても、1対1で話したことがほとんどないからだ。
大柄で、鍛え上げられたガタイの良いユーグは、その姿を見るだけで、コンスタンティンを必要以上にビビらせる威圧感を、十分持っている。
更に、漆黒の瞳でジロリと睨まれる(とコンスタンティンは思っている)と、コンスタンティンは思わず体をすくませてしまうのだ。
・・・ユーグは見た目が怖いから・・レティシアの言うとおり「ユーグはとても立派な騎士」だと僕も思うけど・・でも、レティシアと話している時は、とても優しい表情をしている。まるでお父様がお母様と話している時のように・・・。
何せ顔を合わせても、1対1で話したことがほとんどないからだ。
大柄で、鍛え上げられたガタイの良いユーグは、その姿を見るだけで、コンスタンティンを必要以上にビビらせる威圧感を、十分持っている。
更に、漆黒の瞳でジロリと睨まれる(とコンスタンティンは思っている)と、コンスタンティンは思わず体をすくませてしまうのだ。
・・・ユーグは見た目が怖いから・・レティシアの言うとおり「ユーグはとても立派な騎士」だと僕も思うけど・・でも、レティシアと話している時は、とても優しい表情をしている。まるでお父様がお母様と話している時のように・・・。