逆らえない友達~セカンドストーリー~
その時だった。
本当に、本当に小さな声。音。
「ソエェ...こっちぃぃ...」
はっとして動きを止める。これは、桜花の声。
怖い。五感すべてを研ぎ澄まし、冷や汗を拭いながら耳を澄ませる。
するとまた、
「みぎぃ...そしてひだりぃ...そこにいるよぉぉ...助けてぇぇ...」
本当に、本当に小さな声。音。
「ソエェ...こっちぃぃ...」
はっとして動きを止める。これは、桜花の声。
怖い。五感すべてを研ぎ澄まし、冷や汗を拭いながら耳を澄ませる。
するとまた、
「みぎぃ...そしてひだりぃ...そこにいるよぉぉ...助けてぇぇ...」