逆らえない友達~セカンドストーリー~
右、そして、左。


そこに、桜花がいる?


「ははっ...そんなわけないよ...。だって桜花はもう、死んだんだよ...。」


もうすでに泥だらけになったスニーカーを動かすと、土のぬかるみがぐちょ、と音を立てた。


「とりあえず行かなきゃ。怖くない、怖くない...。」


みぎにまがると、道が二手に分かれていた。迷わず左に曲がる。


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