逆らえない友達~セカンドストーリー~
恐怖でぎゅっと目を瞑った。


ここに、桜花がいるの?


「来てくれたんだね、ソエ」

目を開けずに答える。

「...お、うか、なの?」

「うん」

「なんで...?桜花はもう、死んだじゃないの...。」

「...安らかに死ねたら、どれだけ良かったでしょうね。あの犬の呪いに縛られて...ここから動けないの、分からないの?」


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