逆らえない友達~セカンドストーリー~
「いやっちょっ...やめてよ!」


ドーベルマンたちはあたしから離れない。


服を引き裂き、顕になった白い肌に迷わず噛み付く。


感じたことのない痛みが身体中をつんざいた。


「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!」


どす黒い血がみるみる溢れ、あたりを血の池にしていく。


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