夢の言葉と約束の翼(上)【夢の言葉続編⑤】
(2)
【パン屋】
……
…………。
「申し訳、ありませんでしたっ……」
店の奥にある事務所に呼び出された私は、店長に向かって深く頭を下げた。
その訳は……。
どんな理由であれお客様に声を上げ、失礼な態度をとった私の接客態度。
「しっかりして下さいよ?もう大人なんですから!
温厚なお客様だからよかったものの……」
店長さんは溜め息を吐きながら、私に言い聞かせるように言う。
ユウさんの代わりにこの店にやって来た、私より少し年上の男の店長さん。
新米の彼は問題を起こさないように必死で……。
弁解など聞いてもらえる様子ではなかった為、私は謝ってその場をおさめる事にした。
それに、話したところでどうにかなる訳でもなければ、話したくもない。
きっと私の気持ちなど、分かってはもらえないのだから……。
……
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「申し訳、ありませんでしたっ……」
店の奥にある事務所に呼び出された私は、店長に向かって深く頭を下げた。
その訳は……。
どんな理由であれお客様に声を上げ、失礼な態度をとった私の接客態度。
「しっかりして下さいよ?もう大人なんですから!
温厚なお客様だからよかったものの……」
店長さんは溜め息を吐きながら、私に言い聞かせるように言う。
ユウさんの代わりにこの店にやって来た、私より少し年上の男の店長さん。
新米の彼は問題を起こさないように必死で……。
弁解など聞いてもらえる様子ではなかった為、私は謝ってその場をおさめる事にした。
それに、話したところでどうにかなる訳でもなければ、話したくもない。
きっと私の気持ちなど、分かってはもらえないのだから……。