赤い華



しかし、一つ問題が起きた。それは………。



「サユリ…………可愛い」



『お兄ちゃん、やめてよ!』



母の再婚相手には私より4つ上の息子がいるということだった。始めは優しくて、一緒に遊んでくれたお兄ちゃん。私はそんなお兄ちゃんが大好きだった。




でもいつしかお兄ちゃんは1週間に一回のペースで私を抱くようになった。




あの悪夢の始まりは今だって鮮明に覚えてる。




 
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