【完】愛して...
安心したのかまた眠り始めた。

俺は腕の中で眠るこいつの顔の汗を拭ってやる。
すると、俺の胸元に顔をすりよせてくる。

一人で寝させられないな。
また、魘されるかもしれない。

こいつに部屋を与えたが、一人にさせるのは少しまずい。

俺のいない日だってある。
それにいつもこいつと寝ると依あたりが拗ねそうだ。

しかし、自慢じゃないがこいつはまだ俺にしか心を開いてない気がする。

まぁ、それにこいつにはまだ秘密があるな。
満、か.....

聞いたことあるな。

が、まさかな。


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