【完】愛して...

「チッ....うるせぇ。」

あおが起きた。

「おい!碧!みぃが可愛いからってやっていいことと悪いことだ「なんもしてねぇよ、アホ。」ってある...」

目をぱちくりさせる依。

あおの言う通りだ。なんもされてない。
朝から騒がしいやつだ。

「なぁんだ~よかったぁ!」
ホッとしたように言う依。

「あ、朝御飯できてるって!行こ!」

切り替えはや....

私はベッドからおりて依についていく。
眠い。もたもた歩いていると
いきなり浮遊感が私をおそった。

『!?』

「行くぞ。」

あおに抱っこされていた。
まぁ、担がれるよりましか.....

あおに抱っこされたままリビングについた。

「おはようございます。尊はこちらに座ってくださいね。」


翠にそう言われ、席につく。
目の前には美味しそうなご飯。

「これが尊の分ねぇ?ちゃんと食べるんだよぉ?」

雫が私専用のご飯を持ってきてくれた。

『 ...コクリ』

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