【完】愛して...
キタナイ私。
満様
私はどこにでもあるような普通の家庭に生れた。
普通に育っていくはずだったんだ...
この容姿じゃなければ.....
私の容姿を気味悪がった母親は私を自分の子どもとしてみない。
腫れ物のように私を扱う。
父親は昔から浮気性があるのか残業等を理由に外で女と遊んでいた。
そのためあまり家に帰らない父親。
たまに帰ってくると、私を舐めるような視線で見てくる。
この時からもうおかしかったんだ。
そんな私の唯一の癒しは月に一度お祖母ちゃんの家に泊まりに行くことだった。