【完】愛して...
私は、すぐかたつけようとした。
『ごめんなさい.....』
コップを近くのテーブルに置き、布巾を取りに行こうとした。
「あー、いいよ。」ニヤニヤ
父親は私の腕を掴み、引き留めた。
そして、
ダンッ
私を床に押し倒した。
私は訳がわからず困惑した顔で父親を見る。
「服、濡れちゃったね。風邪引いちゃうから脱ごうか。」
そう言って、私の服を脱がしにかかった。
その時私は父親が男の顔で私をみていることに気がついた。
そして、必死に抵抗した。
『やっ、やめて!いやっ!!』
「チッ..うるせぇな。」
バシッ 父親は私を殴った。
私は恐怖で体が震えて何もできずにいた。
「尊~。お前は可愛いなぁ。」 ハァハァ
欲にまみれた目で私を見つめ、父親の手は私の体を這う。
気持ち悪い。吐きそうだ。鳥肌か止まらない。
私は父親が自分に何をしてくるかなんて知らない年でもなかった。
これからされることなんて1つしかない。
それだけは嫌だ。私は勇気を振り絞り、抵抗する。
『やめてっ!!やめてってばっ!』