【完】愛して...

「あんたのせいでっ、あの人は出ていったのよ!」

「この淫乱!」

「あんたなんか、生まなきゃよかった!!」



私に暴力、暴言を浴びせ母親はリビングへと行った。

それから母親は朝から晩までずっとお酒を飲み漁っていた。

それでも私への暴力は絶えずエスカレートしていくばかり。

そんなある日何かが割れる音が響き、私はリビングへと走る。

そこには包丁片手に可笑しく笑う母親、その周りには食器が割れた状態で広がっていた。

母親と目が合った。

そして、ニタリ

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