【完】愛して...
依の近くに行くと、
グイッ
またもや膝の上に乗せられる私。
もう抵抗しない。慣れだ、慣れ。
依に後ろからぎゅ~っと抱き締められ、首もとに顔を埋められる。
夜は隣から私の髪で遊んだり、顔を触ったりしている。
双子に挟まれる私。
「ねぇ、みぃ!今度また買い物行こーよ!」
買い物...?
『....何買うの?』
だって、この前買い物行ったばっかなのに。
「んーと、小物とか?下着とか!」
下着は買ったし...
小物?どんなのだろ...
「スイーツも食べに行くぞ。」
ふと、横から声がした。