【完】愛して...
あと二人だな。 チラッ

「.....」
「.....」

えっと?どうすればいいの?
私は翠の方を見る。

「はぁ。ほら、二人とも名前くらいは言えるでしょう?」

「........朝霧 奏(そう)」

しゃべった!!
この人一番背が高い。190㎝はあるな。
私は142㎝しかないから羨ましい。
青色の短髪がよく似合ってる。


あ、最後だ。
私は腰に巻いてあった腕を払って正面を向いた。

つまりはこの人の膝の上で、向かい合っているのだ。
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