【完】愛して...

「あ、わりぃ。」

申し訳なさそうに言う坂井さん。

「感度良好やないか。ほれ。」

そう言って、橘さんは私の尻尾をつかみ、付け根から先っぽまでゆっくりと上っていく。

『.....~~っっ!!』


体から力が抜けて床にへたりこむ。

肩で息をする。

辛い。

「おい、やめろ。」

坂井さんが止めようとしてくれている。

「いやや。これからがおもろくなってくるんやで?」

それを拒否し、楽しそうに言う橘さん。

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