【完】愛して...
とりあえず。
リビングに着いた私たち。
「あ、やっときたねぇ。もうできてるよぉ。」
雫が料理を机の上に並べていた。
皆席についてご飯を食べ始める。
私は食べる量が少ないので皆より早く食べ終わる。
することもないのでソファに座り、自分の体を観察する。
私の耳と尻尾は黒だ。
ふと、手のひらを触ってみるといつもよりプニプニしている。
.....太った?
ど、どうしよう。太ったら皆に抱っこしてもらえなくなる。
ご飯の食べすぎ?
お菓子?デザート?
私は焦って、近くにいた雫に駆け寄る。