【完】愛して...
そっか、肉球なのか。
足にもついてるのかな?
私は二人を無視し、ソファに戻る。
足の裏を触ると手のひら同様、プニプニしている。
まだ後で騒いでいる二人。
そろそろお風呂の時間らしく、依達はお風呂に行く準備をしている。
「みぃ。風呂行くぞ。」
夜にそう言われ、お風呂に行く。
「あ、わしらも入るわ。」
「お前ら。風呂まで一緒なのか?」
いつの間にか、騒いでいたのを止めて夜と話すふたり。
「まぁ、こいつ裸見られるの抵抗ないらしいんで。」
「そーなんか。みぃこ!わしが体あらってやろか?」
「チッ.....お前はくんな。」
また、ふたりで遊んでる。
夜に抱っこされ、風呂場につく。
もう皆入ってるらしく、私も服を脱ぐ。
浴室に入ると、むわっとした空気に毛が逆立つような感覚がした。
「?どうしたみぃ。」
夜が心配そうに聞いてくる。
私も気のせいだと思いシャワーを浴びようとする。