【完】愛して...
奏が噛んだところを舐める。
『っ...』
依が顔にキスしながら、私の尻尾の付け根を掴み、親指でなぞる。
すると、
...っ!?、な、何!?
いきなり耳に感触をおぼえた。
後ろにいるのは....奏だよね。
奏が耳を優しく、撫でていた。
耳と尻尾はくすぐったいのになぁ。
しばらく奏達にスキンシップされ、そろそろ逆上せそうになるので立ち上がる。
が、
ガクン
え、落ちる!?
立てず、浴槽に落ちる私。
バシャン
な、なんで?
たてない。