【完】愛して...
立てなかったことに困惑する私を見て依が苦笑いしながら私を抱き上げる。
「ごめんねみぃ。僕たちがいじめ過ぎたから腰抜けちゃったんだよ。」
「すまん。」
奏も申し訳なさそうに私の頭を撫でる。
脱衣室で降ろされ、体を拭かれる。
体を拭かれ終わった頃には自分の足で立てるようになったので、服は自分で着る。
今日黒豹のパジャマだ。
黒いから黒耳も黒い尻尾も違和感なし!
いつの間にか椿さん達は上がっていたらしく、リビングに着くとなにやら盛り上がっていた。