【完】愛して...
「...よぉ、元気にやってるか」
それは親父からの電話だった。
「なんだ。」
「つれねぇ息子だな。少しは世間話でもしようと思わねぇのか。」
「親父がそんなたまかよ。」
「フッ...それもそうだな。」
「要件は。」
「あぁ。お前ら全員明日本家に来い。」
「は?」
「これは命令だ。必ず来いよ。」
「...」
「全員だからな。朝に来い。」
「チッ...わかった。」
プツリ プーップーップーッ