【完】愛して...

ランさんと言うのは俺の親父の名前だ。

神崎 藍志 (らんじ)
俺の親父だ。

雫と奏は親父さん、
その他のやつらはランさん、と呼んでいる。

「あぁ。」

「尊はぁ?どうすんのぉ?」

「そうですね。連れて行くわけには行きませんし...」
雫と翠が悩んでいる。

「留守番...?」

奏がそう俺に聞いてくる。

「えぇ!?誰か一人おいていくのは?」

依が尊を一人にさせたくない気持ちもわかる。だが、

< 338 / 383 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop