【完】愛して...
ひみつ

左目の秘密 弐


私は、私の左目はもう見えることはない。

はじめは見えていたんだ。

でも、私の目を気味悪がって暴力を挙げられる日々。

足、お腹、背中、腕、顔、傷は絶えることなく増えていく。

その日も、同じだったんだ。

いつもと同じ言葉を吐かれ、

いつもと同じ暴力で受ける。
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