嫌いなアイツとの恋愛のやり方
目をゴシゴシと擦りながらも気怠そうに私を見ている。

「なんで、三浦さんがいるの?」

そこから、ですか?

「はぁ… とりあえず何か食べれそう?」

質問に対しての返答はしてないが、彼がコクンと頷いたので出来立てのお粥を彼に持っていく。

「これ、食べて」

言われるがままに受け取り、ゆっくりと口に運び始めた。

「勝手にお邪魔してごめんなさい。 けど インターホン鳴らしても応答なくて、ドア開けたら五十嵐くん倒れてて。 とりあえずベットまで運んで、お節介だとは思ったけど…… 今に至るって話で… 」
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