闇にのまれた光
学園
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『…』
何故私がココに。
いや、分かっているのだが…なんとも不愉快だ。

私の名は
天月月羽ーあまつきるうー。
16だ。

世界No.1の殺し屋、
虐風ーぎゃくふうー
でもある。

この世界では三種類の人間がいる。
生まれつき魔法を持つ人間。
生まれつき魔法を持たない人間。
生まれつき化け物の人間。

私はその内の生まれつき魔法を持つ人間。

主に闇と光、無を得意とする。
この世界に魔法はいくつもあり


創造

治癒






などがあげられる。

その中でも光、闇、無は操れる者が少なく、全体の1%に満たない。
ましてや得意魔術に3つとも入るという者はこの世界でたった一人しかいない。


それが私。
魔法を扱う私は、この魔術学園に入れられることになった。


なぜか。

それは私に殺しの依頼が入ったから。

それは自分で見つけなければならない。

光の中に闇が1匹。
ハハッ面白くなりそうだ。

ニヤリ…

人間を見つけ次第殺してもいいんだがな…?

そびえ立つ大きな門を見ながら心の中でそう呟いた。

『えぇっと…どうすれば……。』
真面目で優しくて天然なキャラで行くか。その方が馴染みやすいだろうしな。

かれこれ30分も待たせるとは。
転校生に対して少々失礼ではないか?

『我は"銀の王゙。ループせよ。』

誰が見ているか分からない。本来ならば呪文など唱えなくてもいいのだが…(月羽しか無暗唱は使えません。)

一応、職員室には来たが。
『し、失礼します…っあの…宮城先生は、いらっしゃいますでしょうか…?』

?「み、宮城先生ですね、お待ちください/////」
宮城「あ?なんだ。」

?「宮城先生を呼んでおられます。」
そんな声が聞こえる。

宮城「お前誰だ…っ/////」
『えぇっと…天月月羽ですっ今日からアルクトゥルス学園でお世話になりますっ』

宮城「へぇ……生徒会の奴らに任せたんだが…その様子じゃ迎えは居なかったみたいだな。お前の魔力は確か…6万か。Sクラス…俺のクラスだな。行くぞ/////。」

『は、はいっ』
< 3 / 28 >

この作品をシェア

pagetop