×princess misfortune×
そしたら、
「浅野ちゃん実は超優しいぃ~!?」
「普段ツンツンだけど、笑ったら超可愛いぃ~」
手のひらを返したように、二人は何故か褒めて褒めて褒めまくる……。
「ゆっこ浅野ちゃん嫌いだったけど好きかも?」
「尋香も好きかもぉぉ?」
なんで疑問系?
しかも、何気に失礼。
いちいち相手にするのも面倒なので、
「続きしよ?」
こう言って笑顔で二人を促した。
浅野ちゃんの分までがんばるよ~!!
なんて張り切ってる二人にちょっと呆れてため息をついた。
不意に顔を上げたら、
「だって。聖偉ちゃん?」
なんかめっちゃ微笑んでる樹野くんと目が合った。
なによその顔……。
「……うるさいな」
なんか照れくさくて思わず顔を背けてしまった自分が我ながら子どもっぽい……。
軽い自己嫌悪の片隅に、ちょっと弾んだ心が転がってた。
「浅野ちゃん実は超優しいぃ~!?」
「普段ツンツンだけど、笑ったら超可愛いぃ~」
手のひらを返したように、二人は何故か褒めて褒めて褒めまくる……。
「ゆっこ浅野ちゃん嫌いだったけど好きかも?」
「尋香も好きかもぉぉ?」
なんで疑問系?
しかも、何気に失礼。
いちいち相手にするのも面倒なので、
「続きしよ?」
こう言って笑顔で二人を促した。
浅野ちゃんの分までがんばるよ~!!
なんて張り切ってる二人にちょっと呆れてため息をついた。
不意に顔を上げたら、
「だって。聖偉ちゃん?」
なんかめっちゃ微笑んでる樹野くんと目が合った。
なによその顔……。
「……うるさいな」
なんか照れくさくて思わず顔を背けてしまった自分が我ながら子どもっぽい……。
軽い自己嫌悪の片隅に、ちょっと弾んだ心が転がってた。