* switch *
側にいる意味
「もしもし、あ うん一緒にいるよ。今マンションに着いた所だから、上にあがるな。」
ピッ…電話を切り 翔君が…
「結弦今家に向かってるって。月夢俺も部屋に入るから 行こうか?」
翔君の腕に知らない間に抱き付いていた私…
私、お兄ちゃんが怖いのかな?
「月夢 俺がいるから大丈夫だよ。ほら行くよ…」
コクコク頷き 翔君の横にピッタリと張り付きながら歩く。
「ねぇ 俺今日から月夢をさらってもいい?結弦の側に置けない。無理だよ…」
「翔君…いいの?私が側にいても迷惑じゃない?」
「寧ろ居ない方が心配過ぎて困るよ…結弦が何と言おうと 連れ出すから安心してね。」
エレベーターで上に上がり部屋に入る。ソファーが見えて ブルブル震える…
「月夢。思い出しちゃったのか?」
「お兄ちゃんが…やだ。顔を見るのが怖いよ…」
ぎゅっと抱き締められて、翔君の胸の音が聞こえる…トクントクン、少し早い。
「翔君の胸の音が聞こえるよ…これちょっと聞いてると 心が落ち付いてくるよ…何でかな?」
「月夢、無理しなくていいから 俺に任せてね…」
ガチャ、玄関の開く音がして お兄ちゃんが帰って来たみたいだ。
リビングの扉が開き
「月夢。ただいま…翔?何で月夢を抱き締めてんの?」
「ああこれ?月夢が昨日の事を思い出して 震えてたから 安心させるためだよ。」
「離れろ。月夢に触んな…」
「嫌だね。月夢はお前のものじゃないし。ああ、昨日から俺と月夢は付き合う事になったんだ。今日はその報告を兼ねて来た。」
「何言ってんだよ。月夢とは付き合うな…許さないから…」
「お兄ちゃん、私ね昨日から翔君と両想いになったの。だから昨日から翔君が彼氏だよ…」
「月夢、俺嫌だよ。月夢付き合わないで…。」
「お兄ちゃんは好きだけど、家族として好きなの。だけど翔君は違う。お兄ちゃんの好きとは別の好きだから、お兄ちゃんの言う事は聞けないよ。」
「はぁ。頭では理解したつもりでも、本人から言われるとキツい…」
「あっ、お兄ちゃん彼女は?」
「今日別れて来たよ…。だから月夢俺…」
「そうなんだ…あっ!」
私ね、超いい事と思い出したよ。
「///お兄ちゃん、おまじないだよ…」
翔君から離れて 月夢は結弦に抱きつき
結弦の頬にチュッ チュッと左右にキスをする。
男共は石の様に固まり 月夢は満足げに微笑む…
「///お兄ちゃん これで彼女が出来るから、大丈夫だよ…」
「///はぁ?」
「///月夢?何それ?」
「えっ、みんな知らないの?ほっぺにちゅうしたら彼女が出来るんだって。志木君が教えてくれたよ。お兄ちゃんには 両方したから、完璧に彼女早く出来るからね!」
険悪な空気は一瞬の内にどこへやら…結弦は勿論の事だが 翔もこの姫 手懐けるのは 至難の技だなと本気で思っていた。
本人だけは やった感満載で 怖いのは誰だったの?忘れちゃったの?ニコニコしていたのであった…
ピッ…電話を切り 翔君が…
「結弦今家に向かってるって。月夢俺も部屋に入るから 行こうか?」
翔君の腕に知らない間に抱き付いていた私…
私、お兄ちゃんが怖いのかな?
「月夢 俺がいるから大丈夫だよ。ほら行くよ…」
コクコク頷き 翔君の横にピッタリと張り付きながら歩く。
「ねぇ 俺今日から月夢をさらってもいい?結弦の側に置けない。無理だよ…」
「翔君…いいの?私が側にいても迷惑じゃない?」
「寧ろ居ない方が心配過ぎて困るよ…結弦が何と言おうと 連れ出すから安心してね。」
エレベーターで上に上がり部屋に入る。ソファーが見えて ブルブル震える…
「月夢。思い出しちゃったのか?」
「お兄ちゃんが…やだ。顔を見るのが怖いよ…」
ぎゅっと抱き締められて、翔君の胸の音が聞こえる…トクントクン、少し早い。
「翔君の胸の音が聞こえるよ…これちょっと聞いてると 心が落ち付いてくるよ…何でかな?」
「月夢、無理しなくていいから 俺に任せてね…」
ガチャ、玄関の開く音がして お兄ちゃんが帰って来たみたいだ。
リビングの扉が開き
「月夢。ただいま…翔?何で月夢を抱き締めてんの?」
「ああこれ?月夢が昨日の事を思い出して 震えてたから 安心させるためだよ。」
「離れろ。月夢に触んな…」
「嫌だね。月夢はお前のものじゃないし。ああ、昨日から俺と月夢は付き合う事になったんだ。今日はその報告を兼ねて来た。」
「何言ってんだよ。月夢とは付き合うな…許さないから…」
「お兄ちゃん、私ね昨日から翔君と両想いになったの。だから昨日から翔君が彼氏だよ…」
「月夢、俺嫌だよ。月夢付き合わないで…。」
「お兄ちゃんは好きだけど、家族として好きなの。だけど翔君は違う。お兄ちゃんの好きとは別の好きだから、お兄ちゃんの言う事は聞けないよ。」
「はぁ。頭では理解したつもりでも、本人から言われるとキツい…」
「あっ、お兄ちゃん彼女は?」
「今日別れて来たよ…。だから月夢俺…」
「そうなんだ…あっ!」
私ね、超いい事と思い出したよ。
「///お兄ちゃん、おまじないだよ…」
翔君から離れて 月夢は結弦に抱きつき
結弦の頬にチュッ チュッと左右にキスをする。
男共は石の様に固まり 月夢は満足げに微笑む…
「///お兄ちゃん これで彼女が出来るから、大丈夫だよ…」
「///はぁ?」
「///月夢?何それ?」
「えっ、みんな知らないの?ほっぺにちゅうしたら彼女が出来るんだって。志木君が教えてくれたよ。お兄ちゃんには 両方したから、完璧に彼女早く出来るからね!」
険悪な空気は一瞬の内にどこへやら…結弦は勿論の事だが 翔もこの姫 手懐けるのは 至難の技だなと本気で思っていた。
本人だけは やった感満載で 怖いのは誰だったの?忘れちゃったの?ニコニコしていたのであった…