* switch *
「月夢…志木に教えてもらった ほっぺたにちゅうって もしかして彼にもしたの? 」

「うん志木君彼女いなくって…格好良くて優しくて料理も出来るのにね。早く彼女出来る様にって ちゅうしたよ。」

「ん?何か聞き捨てならない点がいくつかある。料理も出来る?ちゅうした?はぁ?」

「だって、ご飯志木君のお家で作ってもらって食べたんだよ。お兄ちゃんも翔君も志木君も、みんな料理上手で、私が出来なくても仕方ないよね…出番ないんだもん…」

「おい、翔君も作れるってか、いつ食べたんだよ?」

「///あっ…」

「月夢…俺の目を盗んで 男の家に行ってご飯食べたりすんなよな…」

「何で?お兄ちゃん、何でも私がする事なす事に 駄目出しばっかり…やだ。翔君 早くお家に連れて行って!」

「ああ、そろそろ俺もそうしょうと思ってた。結弦の側は今は危険だから 暫く月夢を預かるよ。勿論 手出しはしないから安心してよ…」

「なっ、出来るかよ…。月夢 もう月夢が嫌がる事しないから 出ていかないでくれ…」

「お兄ちゃん、いつ薬使うかわからないから 2,3日 とりあえず翔君 よろしくお願いします。」

私は自分の部屋に行き、荷物を詰めて用意をした。

お兄ちゃんは全く納得はいかない様子だけれど、私に強く言えないのか黙って見送っていて 私と翔君はマンションを後にした。



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