* switch *
翔君の車で また翔君のマンションに向かう。冷静に考えれば 今日から確実に2日間は 翔君と二人で過ごす。

カレカノになって 初めてのお泊まり…緊張が半端ない。翔君はお兄ちゃんの手前 手を出さないとは言っていたが、本当にそうなの?

私は手を出されるのは恥ずかしいけれど、翔君になら全然嫌じゃないから とまで考えている。翔君には言えないけど…

考え事をしていて無言になってしまい、翔君が話掛けて来た。

「///月夢が今から2日間俺ん家にいるって言うのが夢みたいで、俺浮かれてるんだけど…月夢は嬉しくない?」

「やだ。///私の心の声聞こえた?」

「聞こえないけど、そんなの聞こえたら ヤバくない?」

「///翔君のが聞きたいな…今度はその心が読める薬 開発しようかな?」

「///マジか?そんなの俺、月夢の事ばっか考えてるヤバい奴だと思われるの嫌だから 止めてよ…」

「///そんなに考えてくれてるの?」

「///ああ…月夢が思うよりずっとね…」

「///」

「月夢が黙ったら、もっと照れるんだけど?」

「///翔君あのね…ずっと一緒にいたいね…」

「///マジか…」

「///うん。」

バカップルの会話は 車内は勿論の事、マンションに着いてからも続くのであった…


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