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次の日 会社に着きフロアに入ると直ぐに

「おはよう朝倉。ねぇ昨日部長もSTAR☆との会食に同席って聞いてたけど 本当?俺残業だったんだけど、帰りに部長見掛けたんだよね…」

志木君よく見てるよね… しかもピンポイントでするど過ぎる…。

「おはよう志木君。そうなんだよ、部長都合悪くなったみたいで、食事に1人で行って来たんだ…」

「あっ、でも朝倉 例のイケメン専務と知り合いって言ってたし、大丈夫だったのか?」

「うん。私だけでも大丈夫だった、よ?」

全然本当は大丈夫じゃあないけど、志木君に本当の事を話すのも 何だか心配されそうなので、濁した。

「それならいいんだけど。俺ちょっと心配したんだから…朝倉 男の人苦手だろ?」

「///志木君優しいね。ありがとう。私も早く克服したいんだよ。頑張るね!」

ニコっと笑い、席に着いた。

「///おお。また何かあったら言えよ…俺 守ってやるからな。」

周りの同僚は 密かに志木を応援していた。


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