* switch *
発表の当日になり、昼3時位から準備の為に 1度自分のマンションに戻る。この前買ったワンピースを着て、予約していた魔法使いがいる ヘアサロンに訪れた。

「こんにちは 月夢ちゃん。来てくれて嬉しいよ。」

久しぶりに会う サロンの店長さんに挨拶をする。

「お久しぶりです。今日は私の仕事の発表会がこれからあるんです。店長の魔法で また別人仕様にチェンジお願いします。」

「ぶっ…やっぱり月夢ちゃん 俺ツボ過ぎ…」

超絶笑いが止まらない店長さんの横で、別のアシスタントの人が 素早く髪を洗い終え 私は鏡の前に座らされて 店長がヘアセットをしてくれる。

「ねぇ月夢ちゃん…恋してるでしょ?」

店長さんは何でわかるのかな?とびっくりして 見詰めてしまった…

「月夢ちゃんが魔法掛けなくても輝いてるからだよ。だから 俺はただ施術が楽に出来る。ほら凄く綺麗だ…」

「理彩 また月夢ちゃんのメイクして!君は月夢ちゃんの顔絶賛してたからね…」

「はい。是非///。月夢ちゃんが可愛い過ぎて 困ります。」

理彩さんが素早くメイクを施し 私はまた別人になった。

「店長さん、理彩さんありがとうございます。今から戦場に向かいます。また、次回 今日の戦いっぷりを報告しますからね♪」

と店を後にした…

冗談でもなく、本当に月夢にとっての戦場になるとも知らずに…



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