* switch *
月夢は待ち合わせの場所に少し早くに到着した。ロビーにて部長と志木君を待つことにする。
今日はT.Uホテルにて 発表会見が開かれるという。初めての招待 ましてや自分が開発した物の発表という事で 今になって緊張してきた。
「///月夢…来てたんだ。」
向こうから翔君が歩いて来る。隣には女の人がいて、不思議そうにしている。
「こちら 今日の会見の新薬の開発者である朝倉さんだ。」
「初めまして。私 椎名チーフの部下の水谷です。朝倉さんの開発されたお薬、素晴らしいです。」
「ありがとうございます。今日はよろしくお願い致します。」
少し 腕を引っ張られて 水谷さんから離れたところで翔君と話をする。
「月夢 お前1人か?連れはいないのか?」
「翔君…ちょっと早く着きすぎて 待ってるところなの…。」
「///今日は一段と綺麗で俺側にいないと心配だよ…」
「///本当?今日もね 前にイメチェンしてもらったヘアサロンでセットとメイクお願いしたんだよ…。」
「///もう俺仕事をやめて 早く月夢と二人きりになりたいよ…」
「///ばか…でも私も。」
「朝倉?」
後ろから声を掛けられ振り返ると 志木君と部長がいる。
「部長と志木君。お疲れ様です。」
「ああ、///また朝倉さん…えらいべっぴんさんだな…」
「部長///。あっ、こちらはSTAR☆ホールディングの椎名さんです。」
「これはどうも。私は 清水です。」
部長と翔君が名刺交換をしている。
「僕は 志木と申します。」
志木君も翔君と名刺交換の挨拶をしている。
「朝倉さんは椎名さんと知り合いなの?」
部長が不思議そうに聞いてくる。
「ええ、兄の友達なんで 昔から付き合いがあるんです。」
「そりゃ世間は狭いな…確か専務とも知り合いだったよな。」
「はい、兄の友達です。」
「朝倉さんの回りにはいい男ばかりがいるんだね。」
「部長、朝倉のお兄さんが もの凄く格好いいんですよ…」
「へぇそりゃまた、でも朝倉さん見たら わかるような気がするよ。美男美女の兄妹だね。」
「///部長、普段そんな事言わないのに…照れます…」
「月夢、俺向こうに行くけど、気を付けて!」
「わかった…翔君ありがとう。」
「では私は これで失礼致します。今日はよろしくお願い致します。」
「よろしくお願いします。」
翔君の横には水谷さんが 寄り添う様に並び 歩いて行くのを見て 気持ちがモヤモヤする。
私、翔君の隣にいるのが自分以外が許せないんだ。これは仕事…遊びに来てる訳でもない。浮わついた気持ちを捨てて しっかりしなきゃ…
部長と志木君と一緒に 控え室に向かった。
これからの発表の心の準備と、不測の事態に対する警戒心を持って、朝倉月夢 今日の私のミッションをコンプリートさせます。
今日はT.Uホテルにて 発表会見が開かれるという。初めての招待 ましてや自分が開発した物の発表という事で 今になって緊張してきた。
「///月夢…来てたんだ。」
向こうから翔君が歩いて来る。隣には女の人がいて、不思議そうにしている。
「こちら 今日の会見の新薬の開発者である朝倉さんだ。」
「初めまして。私 椎名チーフの部下の水谷です。朝倉さんの開発されたお薬、素晴らしいです。」
「ありがとうございます。今日はよろしくお願い致します。」
少し 腕を引っ張られて 水谷さんから離れたところで翔君と話をする。
「月夢 お前1人か?連れはいないのか?」
「翔君…ちょっと早く着きすぎて 待ってるところなの…。」
「///今日は一段と綺麗で俺側にいないと心配だよ…」
「///本当?今日もね 前にイメチェンしてもらったヘアサロンでセットとメイクお願いしたんだよ…。」
「///もう俺仕事をやめて 早く月夢と二人きりになりたいよ…」
「///ばか…でも私も。」
「朝倉?」
後ろから声を掛けられ振り返ると 志木君と部長がいる。
「部長と志木君。お疲れ様です。」
「ああ、///また朝倉さん…えらいべっぴんさんだな…」
「部長///。あっ、こちらはSTAR☆ホールディングの椎名さんです。」
「これはどうも。私は 清水です。」
部長と翔君が名刺交換をしている。
「僕は 志木と申します。」
志木君も翔君と名刺交換の挨拶をしている。
「朝倉さんは椎名さんと知り合いなの?」
部長が不思議そうに聞いてくる。
「ええ、兄の友達なんで 昔から付き合いがあるんです。」
「そりゃ世間は狭いな…確か専務とも知り合いだったよな。」
「はい、兄の友達です。」
「朝倉さんの回りにはいい男ばかりがいるんだね。」
「部長、朝倉のお兄さんが もの凄く格好いいんですよ…」
「へぇそりゃまた、でも朝倉さん見たら わかるような気がするよ。美男美女の兄妹だね。」
「///部長、普段そんな事言わないのに…照れます…」
「月夢、俺向こうに行くけど、気を付けて!」
「わかった…翔君ありがとう。」
「では私は これで失礼致します。今日はよろしくお願い致します。」
「よろしくお願いします。」
翔君の横には水谷さんが 寄り添う様に並び 歩いて行くのを見て 気持ちがモヤモヤする。
私、翔君の隣にいるのが自分以外が許せないんだ。これは仕事…遊びに来てる訳でもない。浮わついた気持ちを捨てて しっかりしなきゃ…
部長と志木君と一緒に 控え室に向かった。
これからの発表の心の準備と、不測の事態に対する警戒心を持って、朝倉月夢 今日の私のミッションをコンプリートさせます。