* switch *
さっきから、翔君は私にはさっぱり訳のわからない指示ばかりする。

旅行の用意の次は変装?

おまけにお兄ちゃんがいると言うのに 寝室に連れて行くなんて…


「月夢は、俺の事好き?」


えっ、翔君大丈夫なの?今は それどころじゃないよね?


「真面目に聞いてるんだけど?」



そんなの答えはこれしかないよ…



「翔君が好き///」

「ありがとう。俺も好きだよ///。」


やん///キューンとなってる場合じゃないのに、やっぱり何度言われても嬉しい。

ちゅっとキスをされ、更にドキドキと勝手に動き出す私の気持ちを無視して、翔君が首にチクンと紅い華の跡を1つ付けた。


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