* switch *
「翔、それでこれからどうするんだ?」

私の顔の私の声のお兄ちゃんが話すのを聞いて ちょっと気持ち悪く感じる。

「月夢の顔でお前って…あり得ないな。」

「仕方ないだろ?このswitch時間は?月夢 だいたいわかるのか?」

「うん、2時間位だと思う。」

「そうか…。待て、さっき言ってた お兄ちゃんにまたキスってあれ何だよ?」

「お兄ちゃんごめんなさい。前にほんとにswitchするかどうか 実験した事があるの。だから、その時に…こっそりキスしちゃった///」

「結弦の顔で照れるとか、キモい。でも中身は月夢なんだよね。俺複雑なんだけど…。」

「月夢、俺にキスしたんだ?月夢から。ヤバいな///」

「もうお兄ちゃん、さっきからキュンキュンするの止めてくれない?

体はチェンジしても、中は繋がってるみたいだから、反応がすごいの…」

と目線を下に…

「成る程…月夢、男のメカニズムを知る貴重な体験が出来るなんて 中々ないから良かったな…。俺もさっきからキュンキュンが止まらないんだよ///」


もう さっぱり収拾の付かない状態に プチパニックになり

「もう、お兄ちゃんのバカ…。これ辛いんだけど…。」

「それは酷い言われようだな。俺の一部なんだから 苛めないであげてよ。あっ月夢が納めてくれても構わないよ。それ、かなり見たいな。俺のを月夢が可愛がってくれる?」

「やめろ。月夢の顔で変態発言をするなよ。」

お兄ちゃんが言ってるのは、前に翔君が私にした行為だよね…あれ、ヤバかった。でも、今は絶対、嫌~///


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