『来年の今日、同じ時間に、この場所で』
(ヤキモチ?)

とか、冗談言ってきたクセに

(彼女がいる)

なんて、堂々と言ってみたり。


今のベンは
昔と違いすぎて、よくわからないょ。



でも、ひとつだけわかるのは…
ベンが彼女を大切にしているってこと。


なぜなら、お局様の一件以来
私をランチに誘わなくなったから…。


勘違いさせたくないんじゃなくて
勘違いしてほしくないんだよね。

きっと、私が舞い上がってたことに気付いちゃったんだよね。

だから、私に勘違いさせないようにしてるんだよね。


折角スタートラインに立ったはずだったのに
何も前に進まないまま
この長いプロジェクトが、明日で終わる。


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