プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜

「今……なんて言った？」


次の日の放課後ーーーー


私は千尋くんと一緒に矢吹くんを
呼び出し、ウソを言った。


今まで見たこともないくらい
ショックを受けている矢吹くんの顔……


私までズキン……と、胸が痛かった


「だから……俺たち付き合ってんの。」


グイッと私の肩を千尋くんが抱き寄せる


千尋くん、慣れてるなぁ。



「ひなちゃん、ほんとなの？」


「………！」


矢吹くんの瞳に私が映る。


どうしよう……
どうしよう……


なんて言えばーーーー



「ハッキリしろよ!!」