プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
矢吹くんの教室まで走った。


走って、走って……


ようやく矢吹くんの教室が見えてきたと思ったら全方から一人のカップルが歩いてくる……


「翔ー、今日クレープ食べに行こう♪」


「ったく、そんなくっつくなよ。」


矢吹くんの腕に手を絡ませながら、甘い声で矢吹くんの名前を呼ぶ彼女


あんまり認めたくはないけど
彼女はもしかして矢吹くんの彼女?


背が高くてすごく綺麗な人だ。


「矢吹くん……」


小さな声だけど、彼の名前を呼んだ。
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