プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
この教室に矢吹くんはいるんだ……


足がすくみそうになるけど、ちゃんと矢吹くんに会わなきゃ。


会って……お礼を言わなきゃ。


わたしは矢吹くんの教室を覗いた。



「あれ、あなた野村さん?」


いきなり後ろから声をかけられ、わたしは肩を跳ねさせた。



この人……見覚えがある。


矢吹くんのことを『翔』と、呼んでいて仲良さそうに歩いていた人だ。


彼女……なのかな。



スタイルもすごく良くて、顔も綺麗


この人が矢吹くんの隣を歩いたら
ほんとにお似合い。
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