プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「ごめんなさい……」


「何が?」


「今朝も言われたの。わたしと矢吹くん合ってないって。わたしのせいで矢吹くんまで言われちゃって……ほんまてにごめんなさい……」


ぎゅっと矢吹くんの制服の裾を
強く握る。


何だか温かい。


そう思っていたら矢吹くんの
腕に閉じ込められた。


「俺は男だからそんなの気にしないし。ってか、言った女子締めとけばよかったな。」


「や、矢吹くん⁉︎そんなこと言っちゃダメだよ⁉︎」


締めるなんて……


ぶっそうな。
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